人はいのち 病は幻 幻追わず いのち育む
上記の言葉は私が昭和61年当院を開業した頃、 心に刻んだものです。
もちろん、当院は鍼の治療院ですから病気や怪我に対処するのは当然ですが、それのみを追うことはしません。
なぜなら、病気や怪我が回復していくその根源にあるのは、いのち(生命力・自然治癒力)の働きだからです。
ならば、「誰にでも備わっているそのいのちの働きを最大限に生かすお手伝いしたい」と心に誓い、これまで治療を重ねてまいりました。
生来愚鈍な身ですが、
鍼治療、ヨーガ指導共に30年経ちます。
鍼治療、ヨーガ指導共に30年経ちます。
理想の域にはまだまだですが、
日々精進を重ね一人でも多くの方のお力になりたいと思っております。
日々精進を重ね一人でも多くの方のお力になりたいと思っております。
少しでも気になる症状などをお持ちでしたらお気軽にご相談ください。
先心堂 堂主 柳瀬 一慶
当院の対応症状一覧
腰痛
むち打ち症
肩こり
不眠症
頭痛
アトピー
患者様の声
水頭症の疑い
娘が生後二か月の時、写真を見ていてふと、おでこが出ているように感じました。計ってみると頭囲の平均が約36~40cmに対し、娘は42cmで心配になりました。近くの小児科の先生の紹介で訪れた大学病院の小児科の先生が一言、「ここまで大きく平均を外れると、何かある」と。詳細はMRIを撮らなければ分からないとの事でした。何か病気があるということなのか、どういうことなのか…帰ってからも先生の言葉が頭から離れず不安な気持ちになるばかりでした。小児科の先生はこのとき、疑われる病気を明確には私たちに伝えませんでしたが、水頭症を疑い、検査を勧めたのだと思います。 不安で押しつぶされそうなとき、わらにもすがる思いで私自身もお世話になっている一慶さんの所へ娘を連れて行きました。MRI検査を行うまでの二週間、二日に一回治療をしてくださいました。「大丈夫だよ、だってこんなに元気じゃないか」一慶さんのその一言で私の我慢していた涙があふれ出て、そうか、こんなにご機嫌で元気に手足を動かしている、大丈夫な気がする、と前向きになれました。 MRI検査後、小児科の先生の診断は「脳の周りに水(髄液)は溜まっているが、流れている」。脳外科の先生の診断は「水頭症ではないが、脳のひだが少ない。赤ちゃんの脳はどんどん発達して変わっていくから、たくさん刺激してあげて」とのことでした。その後は経過観察で、発達状況の確認と頭囲計測のため、一カ月おきの通院となりました。 その後二カ月間、週に二回のペースで鍼治療を行いました。MRI検査後初めての小児科の先生の診療も「発達良好、頭囲は平均を超えるが急激に頭が大きくなるような発達は見られない」とのことでした。 生後五カ月になってからは週に一回のペースで鍼治療を行うようになりました。小児科へは生後六カ月、八カ月、十一カ月のときに通院するのみで、通院する頻度も減っていきました。診察結果はいずれも発達良好(人との関り、手指などの微細運動、寝返り・はいはいなどの粗大運動等)。頭囲に関しては生後五カ月~生後八カ月まで45cmであり、生後七カ月の時に平均に入る事が出来たという事もあり良好でした。「MRIの再検査を行ったわけではないのであくまで推測だが、三か月間45cmにとどまったのは、脳は発達していたがその分髄液が減ったと考えられる」とのことでした。生後十一カ月の最後の通院では、今後心配な症状が出たり、検診でひっかかるようなことがあれば来るようにといわれました。 鍼治療を始めてから五カ月で頭囲が平均に入ることができたのは大きな成果なのではないかと思います。他にも、娘の舌に付着して拭いてもなかなか取れなかったミルクの苔がきれいになったことや、便がよく出るようになったというように、身体の調子が整ってきていることが娘の様子を見て強く実感するようになりました。 現在娘は、一年以上、風邪さえ全く引かない強くて元気な子に成長しています。一慶さんには鍼の治療の他、前向きな気持ちにさせていただいたり、見直すべき食生活に気づかせてくれたりと、教えて頂い事が山ほどあります。本当に、本当に、感謝しております。
K・Iさん
特発性拡張型⼼筋症
「あなたの⼼臓はあなた⾃⾝が思っているより、ずっと悪いです。」 これは今から⼗六年以上も前のこと。⼤病や⼤怪我には縁のなかった私が極度の体調不良を感じ、 ⼈間ドックを経て⼤学病院を受診した際に⾔われた医師からの⾔葉 です。 ⼊院後に幾つかの検査を⾏い、告げられた病名は「特発性拡張型⼼筋症」という聞いたことがない病名でした。 一ヶ月の⼊院を経て退院した後、ネットで病気に関する情報を調べて愕然とし、死へ恐怖に怯える毎⽇でした。 知⼈から紹介をされて先⼼堂へ登院したのは、そんな頃でした。 問診をして治療をしていただいた後、柳瀬先⽣から「歩いてごらん」と促されて歩いて⾒ると、不思議なほど⼼臓が軽くなったのを今でも覚えています。 そんな私に柳瀬先⽣はこう問いかけました。 「あなたは良くなりたいと思いますか?」 「もちろんですが、⼤学病院の医師がもう良くなることはないと。」と私が答えると、先⽣は優しくこう仰いました。 「あなたが良くなると思えば、必ず良くなる。私はその環境を整 える⼿伝いしかできないが、⼀緒にがんばろう。」 その⾔葉をすぐに信じたわけでは ありませんが、⼊院以来初めて⾔われた前向きな⾔葉に⽬頭が熱くなり、先⽣を信じて通って⾒ ることにしました。幸い、会社は休職をさせていただいていましたので、週に三⽇、都内の⾃宅から⽚道九⼗分かけて登院しました。鍼治療と併せて先⽣のヨーガ教室 にも通わせていただいたり、治療後に先⽣から様々なお話をお聴きするうちに⼼が変わり、次第に⾝体も回復していきました。 ⻄洋医学的な観点から⾒れば、病状は⼀進⼀退です。しかしながら、誰も私のことを病⼈だとは決して思わぬほど元気になりました。 思えば、先⽣から最初の頃「病気 にはなっても、病⼈にはなるな」と⾔われたものでした。 ⼼臓病以外にも甲状腺、⾍垂などの不調や頸椎や肘肩の痛みなど の際にも先⽣に相談をし、⽂字通り全⾝全霊で治療をしてくださいました。 ⼤袈裟ではなく、柳瀬瀬⽣は私の命の恩⼈だと感謝しても仕切れない想いです。 鍼治療は効果が現れるまでには何回か治療を受ける必要があります。お⾦も時間もかかるゆえ、短期間で判断をしてしまう⽅もいらっしゃいますが、先⽣を信じ、 ⾃分の⾃然治癒⼒を信じ、何より「⾃分で治る⾝体を作る」と 決めることが肝要だと思い ます。 私の体験が何かのお 役に⽴てば幸いに存じます。
S・A様
Wedding 3/6/19
20代・アトピー
1年半前の出来事でした。コロナウイルスによる自粛生活やその他のストレスが増大し、しばらく寛解状態が続いていたアトピー性皮膚炎が突然悪化しました。最初は首と手首に少し出ていたものが徐々に広がり、顔・腕・腰・足に炎症が起こるようになりました。すぐに皮膚科に駆け込み、ステロイドが処方されました。ステロイドを使って状態が良くなっても、少しやめると悪化する、という生活を繰り返しては、「このままこの生活を続けていいものだろうか」と考えるようになりました。そんなステロイド生活を始めて数か月後、自分にはやはりあっていないと思い、脱ステロイドを決意。当然のことながら数日で状態は悪化し、見るも無残な姿になり、途方に暮れていました。 心身ともにボロボロになった私を見た母が、「鍼の先生に相談してみたら?」と提案してくれたのをきっかけに、幼い頃お世話になっていた柳瀬先生の治療に再び通う決心をしました。相当酷い状態だったにも関わらず、嫌な顔一つせずに「少しずつ良くしていこうね」と言っていただいた時にとても心が救われました。治療を始めて数回のうちは、それまでステロイドで抑え込んでいた症状が噴き出てきたのか更に肌荒れがひどい状態になりましたが、しばらくすると徐々に落ち着き、3か月ほどで周囲の知人からも「だいぶ落ち着いたね!」といわれるほどまでに改善しました。その後、ストレスによりまた症状が悪化し始めましたが、先生が根気強く治療してくださった甲斐もあり、現在は1年半前の自分に「ここまで綺麗になったよ!」と誇れるほど回復しました。まだ肌のかゆみや赤身は残っていますが、日々少しずつ良くなる肌を見て前向きに生きる事ができています。また、治療に通いだしてからは、ひどかった生理痛や疲れやすかった体質なども改善し、本当に快適な日々を送っています。 少しでも気になる体調の変化にも気軽に相談に乗って頂ける、アットホームな診療所です。この文章を読んでいただいた方が鍼治療を始める”一歩”となれば幸いです。
T・K様
30代 スポーツによる痛み
僭越ながらまずは私の競技経歴を紹介致します。 高校時代はハンマー投げインターハイ出場。アームレスリング全国高校生大会優勝。日本大学陸上部に進み、ハンマー投げインカレ入賞。大学卒業後はアームレスリング競技に専念し、現在も日本代表として活躍できております。 私と先心堂、柳瀬先生との出会いは、西武学園文理高校陸上部に所属していた頃でした。 トレーニング中に腰を痛めてしまい治療法を模索している時、担任の先生に紹介され伺いました。 当日も先心堂に向かう道中、何度も座り込み、休憩しながらやっとの思いでたどり着きました。 初対面の柳瀬先生でしたが、お話をしているだけで心が落ち着くような穏やかな方だなという印象を受けました。 そして丁寧に問診していただき、治療に入りました。 先生が私の体に手をかざすとピンポイントで問題個所を指摘されました。そして治療が終わると、全身の気が整い、身体に芯が通った様な感覚になりました。痛めていた箇所も全く違和感がありませんでした。帰り道にはあまりの体の軽さに感激したことを覚えています。 つい先日も、大会が近づき気負い過ぎてしまい、オーバーワークからくる絶不調に陥ってしまったのですが、久しぶりに柳瀬先生に見て頂き短期間で好転しました。体の不調を取ってくれるだけではなく、健康面の注意や、競技における効率的な体の使い方などたくさんのアドバイスをいただけるので、とても感謝しています。 私はスポーツ競技者ということもあり、多くのけがを経験してきましたが、34歳になった現在も衰えることなく成長し続けていると実感できております。これもひとえに先心堂、柳瀬先生に出会えたおかげであると胸を張り、声を大にして言えます。 故障を抱えるスポーツ競技者はとても多いです。そんな方はぜひ先心堂、柳瀬先生を訪ねてみてください。
N・K様
40代・アトピー
私自身幼少期からアトピーで、ステロイドとプロトピックを20年以上使ってきましたが、20代後半から塗っても赤みが引かず、痒さも直らなくなり、妊娠したことをきっかけに脱ステロイドをして10年が経ちました。その間も山あり谷ありでしたが、脱ステをしてからは悪化したときの対処法がなくひたすら耐えるのみでしたが、今回の悪化時に友人に相談したところ先心堂を知りました。鍼は未経験だったので、痛みはあるのかなどとても不安でしたが、先生が丁寧に問診して下さり、疑問や悩みも真摯に受け止めて説明していただいたので安心して通っています。原因が分からず体中から汁が出てつらい毎日でしたが、鍼を受けると元気が湧いてくるようで腸の状態も良くなり、友人からも肌綺麗になったんじゃない?と言われるようになりました。子供もアトピーなので先生にお世話になっていますが、息子は幼稚園からかかとにアトピーがずっと出ていましたが良くなりました。今では先生のように鍼の先生になりたいと言っています。アトピーは一般的にはステロイド治療が主ですが、私のように薬でコントロールできない人もいるので、食事・運動・睡眠を正し、身体の調子を整えるのに鍼をおすすめしたいです。
U・M様
胸の神経痛
私にとっての先生は、まさに、「生き方」の主治医です。二年余り前の春の事、私は胸の神経痛に悩まされていました。他の医院で鎮痛薬をもらい、数多の針を押し当てられているような胸の痛みと闘っていました。その痛みは、飲み薬でも一向に収まる事はなく、徐々に薬の量を増やしていきました。地元でも名高い先生にも診てもらいましたが、強い薬の副作用か、食欲不振と胃痛、吐き気が続き、わずか二カ月で体重が十キロ以上も落ちていきました。あとでわかったことですが、十二指腸潰瘍をも併発していました。 病に苦しむ私の姿を見かねた妻が、職場を通じてのご縁があった柳瀬先生に相談を持ち掛けてくれたのです。私は、藁にもすがるような思いで先生のもとを訪れました。 私にとって、人生初の鍼治療でしたが、細かく丁寧な問診を経て、本格的な鍼治療が始まりました。鍼を打たれた瞬間の独特な感覚に、病の根深さを痛感しました。治療を終えた後、鍼の効果の現れ方や、注意すべきことについて説明していただきました。 ここで、先生からかけて頂いた、印象的な言葉を紹介いたします。「痛みは体からのサインなのです。痛みと闘うのではなく、そのサインに耳を傾けて生活することが大切です。必ず良くなるから、希望を捨てずに続けてみてください」。と。どん底にあった気持ちがスッキリと晴れ渡っていくように感じられたことを覚えています。 先生との出会いから、はや二年半の歳月が流れました。神経痛に限らず、持病の高血圧やアレルギー性鼻炎、未病といわれる兆候までもが、軽快してきている実感があります。私は、常々、家族や兄弟はもとより、知り合いにも、体の痛みや不調を抱えている事を聞くと、先生を紹介しているのです。 結びに、私の生の声をもとに、先生と病に苦しむ人が出会い、これまでの「生き方」を省みて、少しずつ病のつらさから解き放たれていくあなたの背中を押す一助となれば幸いです。
安心して治療を受けて頂くために
感染症対策の取り組み
- 院内除菌の徹底
- 施術器具の滅菌
- 定期的な換気の実施
アクセス地図
埼玉県坂戸市日の出町31-14アンビシャスプラザ坂戸 212号室
連絡先・ご予約先
- 埼玉県坂戸市日の出町31-14 アンビシャスプラザ坂戸 212号室
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先心堂
鍼灸治療院
堂主:柳瀬一慶